収録前に決めたのは、音の種類ではなく、同じ道を同じ速度で歩くことでした。場所を固定せず、時間の変化を軸にすることで、街全体の呼吸を一つの記録として扱えると考えたためです。

大きな音だけを追わず、遠くの電車や足元の摩擦音も同じ距離感で残しました。編集後も音の出どころを説明しすぎず、朝へ向かう流れが伝わる順序を優先しています。